Taka_solohamの日記

ヨーヨーマスターTAKAの過去ログです。途中からツイッターの転記のみになっていますが、以前はメインコンテンツを展開していたので過去に遡ると文章がいろいろあります。

そーいえば1年だ。

もう6月もおわりそうだ、、、去年世界大会へ向けて練習していたころが懐かしいな。あのころは無我夢中でやっていたっけ。

いまはいまで充実しているけれども、たくさんの夢が現実になった去年の世界大会は自分がヨーヨーを続けていく上でも特別な思い出のひとつだと思う。 そーいえばいまつかっている2つのタイガーシャークも1周年を迎えた。
立場上虎鮫なんかは自由がきくんだけど(ぉ、去年の6月、デールの家にいってもらってきた紫の虎鮫を使いつづけてもう1年が過ぎた。気がついたら他にまともな虎鮫持っていなかもしれない。未開封YOはたくさんあるのに、いつも使っている虎鮫が二つだけってのもなんだかなーと思いつつ、部品を換えながら、ねじを締め壊すことなく、もうすっかり手になじんだ虎鮫はもう換える理由もみつからなくなっている。YOって消耗品だと思っているのがふつうだけどデールオリバーのつくったヨーヨーは違う。パーツも丈夫だし、構造もシンプルだから、ベアリングやOリングなどの消耗品をしっかり交換していけば、ボディーは壊れることなく、使いつづけられる。
この1年間はYOのおかげで、ほんとうにいろんなところにいって、日本も各地まわれたし、はじめていったヨーロッパでも紫虎鮫だったし、アメリカも、韓国もいつも紫だった。なかにはぼくが紫を好きでいつも紫の新品をそろえているんだと思ったひともいるかもしれない。でも答えは違うんだよ。ずーっとおなじ紫の虎鮫を使っているんだ。

たくさんのきずがきざみこまれている。

アスファルトにぶつけたときはプラスティックがはでに盛り上がってキャッチしたときに手が切れたっけ。そんなところもいまはもうすっかり丸みを帯びている。
去年の夏、広島のときは雨の中紫虎鮫でデモンストレーションをした。雨の中でもかさをさして見てくれている人がいてとっても燃えた。その中の一人と今年のファイナルで会えたことはとってもうれしかった。

たくさんの思い出といつもいっしょの紫虎鮫。これからもしばらくはいっしょにいることになりそうだ。他の色だと違和感を感じるくらいだ。ぼくにとってのタイガーシャークは紫以外考えられない。

ふたつの虎鮫

  • 紫その1 シールドベアリングバージョン
    • タイガーシャーク後期型(日本未入荷)や、チームロッシでも採用されているシールドベアリングを内蔵していて、基本的なプレイや無難なプレイをしたいときに主に使用。ある一定のもどりのよさがあり、フィーリングをことばにすると丸い感じ。ストリングをすべらす、ジッパーやシンガポールスリングなどの技には向かない。ループもある程度できるのでデモンストレーション向き。

リジェネレーションで細かくつなぐならいい感じ。

  • 紫その2 クロムシールドベアリング
    • ベアリングをみるとぱっと見はノーマル型。しかし、数あるベアリングの中から当りベアリングを抽出したもの。ちなみにチームロッシの今回日本入荷分からスタンダードラインに採用されているのはシールドからクロムシールドに変更になっている。従来のヨメガやターミネーターベアリングとは仕様が異なっている。これははっきりいって戦闘向き。フリースタイルのコンテストなどで短時間の高い集中力の中で使用してこそ本領を発揮する。メンテナンスやストリングの耐久時間が極端に短いので1回のフリースタイル事にメンテナンスをする必要がある燃費の悪いタイプ。しかしマックスをだしたときの性能は計り知れない。リジェネレーションには向かないが(本気を出すと切れてしまう)ストリングプレイ時の重ねに対するレスポンスが非常にいいので二回のせ系や、その他の高度なストリングプレイも行いやすい。一回のスローによる横系のつなぎの技数は無敵である。リジェネレーションの必要を感じないくらい、時間を止めたようなプレイを可能にする。タイガーシャーク投げのマスターが必須。なれていない人がさわっても使えないヨーヨーにしか感じないだろう。極限まで使用者の好みに合わせてセッティングしてある。フィーリングをことばにすると「とがった」感じ。思い通りに操れたときの爽快感は他にない感覚だ。